こんにちは。
今日は、午前も午後も1歳半のクマ吉と公園に行ってきましたhachiです。
最近ずいぶん言葉が増えたクマ吉。
わたしとしては午後は外に出る気はなかったのですが、
昼食後に「でんしゃー、ばすー、ぶーらん(ブランコ)、あーそーぼー!」と誘われてしまい;
「行くいく~~!」となったのは、あるあるでしょうか^^?
暦の上ではもう夏本番ですが、今日は春にはぜひ食べておきたい”ヨモギ”を安全に頂くための下処理方法や簡単なレシピなどをシェアします。
ヨモギを自分で処理して食べるようになって今年で3年目。
今年はクマ吉とも一緒に食べたかったので、野草の扱いにわたしよりがぜん慣れている母に聞きながら下処理(アク抜き)を丁寧にやってみましたよ~^^
ちなみに、ヨモギ茶にしたり、天ぷらで頂く場合は下処理は不要です。
ヨモギの新芽の天ぷらは、ほんの一時しか味わえない香りに癒される絶品なので、新芽が手に入ったらぜひ召し上がってくださいね!
目次
ヨモギの旬はいつ?
”ヨモギ=どこにでも生える春の野草”というイメージがなんとなくおありではないでしょうか。
実際その通りで、地域差はありますが(温かい地域が早く芽吹き、北の方や山奥は遅めです)食用としては3月~5月頃に摘まれたものをいただきます。
わたしは毎年、長野の北の方で採種されたヨモギ(N.S.Natureさん)を取り寄せしていますが、だいたい5月上~中旬ごろにとってもキレイなヨモギが届きますよ。
ちなみに、お風呂に入れる目的であれば、もっと成長した夏のヨモギを使うことが多いようです。
ヨモギの食べ方|意外と知らない正しい下処理
ヨモギは本当の新芽であれば、とっても柔らかくてほとんどアクがないのでサッと処理できますが、少し伸びてくるとアクが強くなってくるので3段階でアク抜きします。
さらに固さが出るぐらい成長したものは4段階のアク抜きをします。
まず今日は3段階のアク抜きまでをシェアしますね。
1.ヨモギの食べ方~5㎝以下の新芽の場合のアク抜き方法~
【必要なもの】
自然塩
大きい鍋
大きめのボウル
【方法】
1)ゴミやほかの雑草、土などを払うために優しく水洗いします。
(すぐに処理できないときは、この状態で乾燥しないようにビニール袋に入れて冷蔵庫で2日間は保存可能です)
2)大鍋にお湯をグラグラ沸かします。
3)ボウルに冷水をはっておきます。
4)2)が沸騰したら、自然塩大さじ1を入れヨモギを入れます。
香りをできるだけ残すポイントは、ヨモギを一度に大量に入れ過ぎないこと。
フツフツと小さい気泡が出始めたらそこから20秒、蓋をせずに茹でてすぐに3)にとります。
5)5分浸したら水からあげ、絞って水分を切り、アク抜き完了です。
2.ヨモギの食べ方~5-10㎝程度の新芽の場合のアク抜き方法~
【必要なもの】
自然塩
醤油
大きい鍋
大きめのボウル
【方法】
1)ゴミやほかの雑草、土などを払うために優しく水洗いします。
(すぐに処理できないときは、この状態で乾燥しないようにビニール袋に入れて冷蔵庫で2日間は保存可能です)
2)大鍋にお湯をグラグラ沸かします。
3)ボウルに冷水をはっておきます。
4)2)が沸騰したら、自然塩大さじ1を入れヨモギを入れます。
香りをできるだけ残すポイントは、ヨモギを一度に大量に入れ過ぎないこと。
フツフツと小さい気泡が出始めたらそこから20秒、蓋をせずに茹でてすぐに3)にとります。
5)20分冷水にさらします。
6)水気を絞り、醤油洗いします。
醤油洗いは、醤油を水で割ったものに浸けるアク抜き方法です。
この場合、醤油:水の割合は4:6にし、20分浸けると良いようですよ。
7)6)をさっと流水で洗い、絞って水気を切り、アク抜き完了です。
(醤油の味や風味はどうしても残ってしまうので、パンやお菓子よりもお浸しなどの料理に使うといいですね。)
ヨモギの保存方法
ヨモギはアク抜きした状態で冷凍保存しておくと、年中使えて便利ですよね。
お浸しやお味噌汁の具、ヨモギご飯、パン作りなどに使う時は、葉っぱの形状があったほうが良いかなと思います。
なのでそれ用には、下処理したそのままのヨモギを1回量(50g程度)をラップで包み、品質低下をできるだけ抑えるためにアルミホイルを巻いてジプロックに入れて冷凍保存します。
使う時に、凍ったままキッチンバサミで好きな長さにカットして使えますよ。
一方、草餅やクッキー、ケーキ、ポタージュ、パスタソース、お肉やお魚のソースなどに使う場合は、ペースト状になっていると使い勝手がいいですよね。
ということで、ミキサーなどを使ってヨモギペーストを作り冷凍保存します。
繊維が残っていても、加工すると気にならなくなるので、完全に滑らかにならなくても大丈夫ですよ。
ヨモギペーストは、ジプロックにいきなり入れるより、製氷機で凍らせて保存すると1回量がすぐに取り出せて便利です。
ヨモギ茶の作り方
1)ゴミやほかの雑草、土などを払うために優しく水洗いします。
(すぐに処理できないときは、この状態で乾燥しないようにビニール袋に入れて冷蔵庫で2日間は保存可能です)
2)よく晴れた日に、ざるに広げて1日天日干しします。
3)2日間日陰に干します。
(夜露や朝露で湿気るので、毎日部屋に取り込みましょう)
4)カラカラに乾燥したら完成です。
5)密閉できる保存容器に乾燥材と一緒に入れるか、冷蔵庫で保存するといいですね。
※ヨモギの量はお好みですが、お湯1Lに対して乾燥ヨモギ1掴みくらいが目安です。
急須でも淹れられますが、煎じる(煮出す)ほうがより成分を余すことなく頂けるかなと思います。
ただし!煎じるときは弱火で、鉄製の器具は使わないように気をつけましょう。
また、ヨモギを入れっぱなしにしておくと、味が濃くなり苦みが出たり、特に夏場は変質しやすいので、取り出すのがおすすめですよ。
ヨモギの食べ方|簡単レシピ
1.ヨモギのお味噌汁
香り高くて、いつものお味噌汁がちょっとよそ行きの味に♪
1)好きな具材でお味噌汁を作る
2)最後に刻んだヨモギを加え火を止める
3)お味噌を溶いて完成
2.ヨモギの白和え
練りごまの香ばしさとヨモギの香りでパクパク食べれる♪
【材料】
ヨモギ(醤油洗い)
豆腐
人参
自然塩
練りごま
醤油
(お好みで砂糖)
【作り方】
1)鍋に湯を沸かし、塩少々を入れ、豆腐を2分茹でます
2)豆腐はざるにあげ水を切ります
3)豆腐が温かいうちに、練りごま、醤油(砂糖)と合わせておきます(すり鉢があれば混ぜやすい)
4)人参は千切りにしてウォーターソテー(蒸し焼き)します
5)刻んだヨモギと4)を3)で和えて完成です
3.ヨモギのポタージュ
【材料】
ジャガイモ
玉ねぎ
ヨモギ(醤油洗い、ペーストor刻んだもの)
自然塩
醤油
植物油
昆布出汁
【作り方】
1)ジャガイモは皮をむいて水にさらしておきます
2)鍋に植物油を少々入れて、玉ねぎを入れ塩少々を振って炒めます
2)玉ねぎが半透明になったら1)を入れ、昆布出汁を加えて竹串がすっと通るまで煮ます
3)ヨモギのペーストを加え、塩、醤油で味付けします
(大人が飲むときは、コンソメなど足してもいいかも)
4)ミキサーにかけて完成です
ハーブの女王ヨモギの食べ方-まとめ-
デトックスや貧血予防など、多くの薬効が知られているヨモギは、特に女性は積極的に食べたい野草のひとつ。
わたしは今は、乳腺炎の予防のために少しづつを高頻度で食べるようにしています。
季節感を味わいつつ、体にイイコトが沢山あるヨモギはまさにハーブの女王ですよね!
ヨモギの効能については、改めてまとめてみたいと思います。
今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。
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