【日本の柑橘を食べよう】子どものおやつにもぴったりの甘夏|栄養、旬、歴史など丸っと調べてみました

季節をあじわう

こんばんは。
歯が生えるのが遅めのクマ吉ですが、1歳半で奥歯が2本顔を出しているのを発見!
少し安心したhachiです。

そんなクマ吉は歯がかゆいのかカミカミするのが大好きで、もっと小さい頃はおもちゃや絵本など身近なものをなんでもカミカミしていたのですが。

最近、自家製甘夏ピールをカミカミするのにハマったらしく、冷凍庫(我が家の冷蔵庫では最下段)から自分で取ってきて「(ピールが入っているジップ袋を)開ーけーてーー!」と何度も持ってくるようになりました^^;

砂糖は自然のもので控えめにしてはいますが、甘い味に慣れるのは心配。。。
でも噛む練習になるし、甘夏にはいい栄養もたくさん含まれるはず!! 

ということで、甘夏の栄養について調べてみました。
栄養について調べていると、周辺情報も出てくるんですよね!
そしてつい読みハマるわたし、、、
せっかくなので”甘夏とは”ということで、歴史なんかもシェアします。

目次から気になるところに飛んでくださいませ!

 

1.甘夏みかんの歴史

甘夏みかんの正式名称をご存じですか?

”川野夏橙(ナツダイダイ)”というのだそうです。

なんでも、発見した方が川野さん!
なので発見者の名前を冠して命名されたのですね。

ちなみに”ナツダイダイ”は夏みかんの正式名称です。

つまり甘夏みかんは、夏みかんの中から発見されたということ。

昭和10年頃に大分県の川野さんの農園で夏みかんとして育てていたなかで、”夏みかんの中でも酸が抜けるのが早い品種がある”として、夏みかんの変異種として発見されたのですって。

 

ちなみに、元になった夏みかん、召し上がったことありますか?
実はとーーっても酸っぱい柑橘なんです。
その親は文旦なんですって。

夏みかんは今では生産量が少なくて、なかなかお目にかかれません。

わたしは数年気にしていて今年たまたま出会えたので、まずそのまま食べてみたところ、さわやかで美味しいんですが口に入れた瞬間とにかく酸っぱくて!

柑橘らしい香りも高いので、ドレッシングにしたりマーマレードなどに加工した方が万人受けしそうだなぁと思いましたw

やっぱりそのまま食べるのは、甘夏みかんの方が安定感がありますね!
生産のピーク時には温州みかんに次いでよく食べられていたことからも、人気ぶりが伺えます。
まさに、和製グレープフルーツ!

 

ですが最近では、輸入のグレープフルーツに押されたり、柑橘類全体の消費量が減っていることから、甘夏みかんの生産量は減少しているそうです。

みかんは日本人が良く食べる”魚のタンパク質を消化するのを助けてくれる”ので、昔ながらの日本の柑橘を食べる機会を増やしたいですね!

2.甘夏みかんの旬っていつ?

市場に出回る時期は、2月頃~6月頃と比較的長期間楽しめる柑橘です。

そのなかでも食べ頃なのが3月4月頃と言われています。
今年は過ぎてしまいましたが、来年は年度切り替えのころに甘夏みかんを頂きましょう!

3.甘夏みかんの栄養

それでは甘夏みかんの栄養を具体的にみていきましょう。

1)甘夏の栄養:ビタミンC

風邪予防、美白や肌荒れ予防などの美肌効果が期待できますね。
またビタミンCは、喫煙やストレスで減りやすいことも知られています。

美味しくビタミンC補給できる柑橘類は、天然のサプリメントですね。

2)甘夏の栄養:クエン酸

言わずと知れた疲労回復成分ですよね。

他にも例えば夏バテの時、胃液の分泌を促して胃を活発にし、食欲を復活させてくれる効果も期待できますよ!

3)甘夏の栄養:ビタミンB1

炭水化物などの糖質を代謝してエネルギーに変える働きがあります。

肥満防止やダイエットに役立つ栄養素ですね。

4)甘夏の栄養:ペクチン

ジャムにしたとき、とろみがつくのはこのペクチンの働きです。

ペクチンには整腸作用があって、便秘や下痢のときにも役立ちますよ。

5)甘夏の栄養:オーラプテン

香り成分のひとつで、最近の研究で発がん抑制作用、認知機能の維持や改善作用があることがわかってきた成分です。

実よりも皮に多く含まれているんですって。

年齢的に今すぐの関心事ではないですけど、そんなときからちょいちょい食べることこそ予防になりますもんね!

でも皮って苦くてかたくて、そのままではとても食べられないですよね。

・・・そんなときは、マーマレードやピールにして頂きましょう!

 

加工するときの加熱による影響が気になるところですが、、、
嬉しいことにオーラプテンは熱に強いそうで、60分間水煮したときほとんど流出しなかったという研究報告がありました。

▼参考
機能性成分オーラプテンを活かした甘夏ミカン果皮ペーストの開発

また、水に20時間さらしても流出しないんですって。

ですが柑橘らしい芳香は、6分煮た時点で50%に減っていたそうで、長時間加熱するとだんだん香りはなくなり、苦み成分は12分以上煮ると凝縮されるそうです><
上の報告では、6分煮て20時間水にさらすと結論していましたが、マーマレードやピールを作るとなるとさじ加減が難しい、、、

要改善に思えてきましたが、ご参考までに今のところベストと思っている甘夏ピールのレシピはコチラです。

▼参考記事
【簡単】シンプルな手順でリピート決定!甘夏ピールの作り方|1.5歳児といっしょにハマっています

まとめ

春先から初夏にかけて出回る日本の柑橘甘夏みかん。

季節の変わり目に出やすいお疲れを回復して、次にやってくる暑い夏を迎え撃つバテない体作りにも一役買ってくれそうですね!

旬のものをいただいて、健やかに毎日を生き抜きましょう♪

今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。

 

 

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