こんにちは。
今日も朝ご飯の支度をしていたら、クマ吉に「お味噌ペロする~」とせがまれたhachiです。
決まって「すっぱーー!!」というクシャ顔に笑わせてもらい。
生まれながらにしてクマ吉はボケ担当のようです。
そして1歳ちょっとにして1日1度は味噌を食べないと落ち着かない様子。
わたしの味噌好きが影響しているのでしょうか^^
そんな日本の調味料が大好きな我が家に、とっても素敵なお誘いが!
それは”自然栽培柚子を使った青柚子胡椒作り”
クマ吉が生まれる前の年に、一度らでぃっしゅぼーやのキットを使って手作りしたことがあったのですが、作り立ての香りの良さが忘れられず。
でも!!やってみたことがある方は共感頂けると思いますが、青唐辛子の種を取って刻んだりフードプロセッサーにかけるという作業は、喉や目にかなり刺激的なので、、、結構勇気がいるのです。
まして小さい子がいると、狭い台所中にその空気が充満するのはちょっと危険な気がして半ばあきらめていたのでした。
そういうわけで、柚子胡椒作りのお誘いに二つ返事で飛びついて、クマ吉とともに参加してきました~。
来年は転勤しそうな予感なので(←数年空ぶっていますが;)、来年は一人でも作れるようにしっかり学んできましたよ!
とにかく素材が美しかったので、作業のポイントとともにシェアします。
先生は味噌づくりを習った、”いかすハンドメイド天国(https://www.instagram.com/ikasu_hand_tengoku)”のえり先生です。
場所は今回も吉祥寺にあるNPO法人メダカのがっこう(http://npomedaka.net/)さんでした。
我が家からは電車を乗り継いで1時間以上かかるのですが。
電車好き&人間観察が趣味?のクマ吉なので、道中ほとんどグズることがないのはほんとう助かっています。
乗り物絵本、ミニカー、ジュースがあれば鬼に金棒!
それでは柚子胡椒について、作り方の手順やポイント、使い方やレシピをシェアします。
目次
1.柚子胡椒とは?
柚子と唐辛子を塩漬けして熟成させたものです。
青柚子と青唐辛子で作る緑色のものが一般的な柚子胡椒のイメージですね。
わたしは一時期柚子胡椒にハマっていた頃があり、黄色い(熟した)柚子と赤唐辛子で作る赤柚子胡椒も食べたことがあります。
青柚子胡椒が爽やかな辛みに対して、赤柚子胡椒は深い辛み、、、という感じでした。
全国でも普通に食べる習慣があるのは九州地方、、、ということは大人になってから知りました。
何を隠そう、わたしは生まれも育ちも長崎なのです。
なので、唐辛子をこしょうと呼ぶのも方言だと思っていたのですが、今回えり先生から”こしょう”は唐辛子の意味の古語だと教えていただきました。
2.柚子胡椒作りの手順と作業のポイント
1.青柚子、青唐辛子を洗う
優しく優しく水洗いします。
青柚子は軽くたわしを使って洗い、ヘタを取り除いておきます。
青柚子は柚子が熟す前のほんの短い間にしか収穫することができません。
なので柚子胡椒を作れるのは、旬の素材と出会えるかどうかという、、、ある意味奇跡の結晶なのです!
しかも、今回初めて知ったのですが、柚子の木ってトゲが沢山生えているのですって。
なので収穫される農家さんは傷だらけに、、、とまではいかなくても、トゲと格闘しながらの収穫なのだそうですよ。
ありがたすぎます‼
2.青柚子の皮を剥く、すりおろす
青柚子の半分は、包丁で皮を剥き白いところをなるべくこそげ取ります。
ピールを作ったことがある方はご存じの通り、あの白いワタの部分が苦みの元なのです。
あとで青唐辛子とあわせてフードプロセッサーにかけるので、細かく切り過ぎないように注意!
細かすぎるとフープロの歯が回らないんですよね^^;
フープロを使わない場合は包丁でみじん切りにするのでももちろんOKです。
わたしは自宅で手作りしたときはすべて手作業で作りましたがじゅぶん柚子胡椒になりました◎
今回フープロで刻んだものと比べると、やっぱりフープロの方が滑らかな感じもしましたが、、、わたしの当時のみじん切りレベルの問題と思います^^;
そして青柚子のもう半分は、おろし金で緑色の皮だけすりおろします。
このときも、ワタが入らないように注意!
普通のおろし金でももちろんできますが、チーズをおろす用のが軽い力でザックリおろしやすかったですよ。
皮を2種類の採り方をすることで、青柚子の香りや風味、皮の食感と余すことなくたーっぷり楽しめるできあがりになります^^
作業を始めたとたんに、ゆずのアロマが部屋中に広がって、、、さわやかな癒しの空間になるのも手仕事の楽しみのひとつですよね。
3.青唐辛子のヘタと種を取る
柚子胡椒のこしょうは、九州の方言で唐辛子のこと!
唐辛子は種がとっても辛いですよね。
なので激辛好きな方は、敢えて種は取らずそのままフープロにかけても美味しく頂けますよ^^
この作業をすると、唐辛子の辛み成分が揮発して空気中に漂うので、、、咳がでたり粘膜系に刺激が。
なので、マスクとビニール手袋は必須アイテムです。
4.青柚子の皮と青唐辛子をフードプロセッサーにかける
細かくペースト状になるまで、フープロにかけます。
水分が足りないときは、柚子を絞って柚子果汁で柔らかさを調整します。
5.4をすり鉢に移して、塩と混ぜます
すりこ木は、利き手を下にして利き手で右回転に軽い力で動かして、逆の手はすりこ木が倒れないように上に添えるようにします。
6.消毒した保存瓶に詰めて完成です
保存瓶は、水から茹でて15分ほど煮沸しよく乾かして置きます。
使う直前に食用のアルコールで消毒してもよいですね。
冷蔵庫に入れておけば日持ちは1年ほどです。
ちなみに一般的には1週間後くらいから使えるようになっていますが、待ち切れなかなった私は3日後にパスタに入れてみたところ、、、
唐辛子のパンチが効いていましたが、美味しく頂けましたよ~!
ということで、最後に柚子胡椒を使ったレシピをシェアします。
柚子胡椒のレシピ
1.パスタ|青ネギとソーセージの和風ペペロンチーノ
〇材料(2人分)
・乾燥パスタ 200g
・ソーセージ 4本
・青ネギ 2株
・玉ねぎ 1/2個
・ニンニク 1片
・柚子胡椒 少々
・醤油 お好みで
・オリーブオイル お好みで
〇手順
1.パスタを茹でるお湯を沸かします
2.1にソーセージを入れて茹でます
3.ソーセージが茹で上がったら取り出し、パスタを茹でます
4.玉ねぎを薄くスライスし、青ネギ、ニンニクを刻みます
5.フライパンにオリーブオイルをひきニンニクを入れて弱火にかけます
6.香りが立ってきたら玉ねぎを加えて塩少々して炒めます
7.青ネギと塩少々して炒め醤油で調味し柚子胡椒を少し加えます
8.ソーセージを軽く炒めて取り出します
9.パスタが茹で上がったらしっかり湯切りして7のフライパンへ入れます(火は止めておいてOKです)
10.器に盛りソーセージを添えて完成です
2.魚料理|サンマの醤油麹焼き
〇手順
1.サンマに塩を振り10分ほど置きます
2.ペーパーで余分な水分をしっかり取ります
3.醤油麹に酒、柚子胡椒を少し混ぜたものを両面に塗って10分以上置きます
(醤油や味噌でも美味しいです!)
4.魚焼きグリルで両面焼いて完成です
魚の毒消しに柑橘類は一役買ってくれますよ。
この日の付け合わせは、エリンギをグラスフェッドバターで焼いて塩コショウしたもの。
できれば大根おろしを合わせたいところですね。
3.その他の柚子胡椒の使い道
お手軽なのは、すでにできているものにチョイ足しすること。
例えば、お味噌汁、お鍋、おでん、刺身、焼き魚、焼き鳥、焼き肉など。
またオイル、柑橘果汁、塩や醤油と合わせてドレッシングにもいいですね。
まとめ
今回久しぶりに料理教室に参加しました。
オンライン化がいろいろなところで進んでいますが、リアルで人と会うのはやっぱり楽しかったです。
クマ吉も、味噌づくりでも一緒になった1歳年上のお兄ちゃんが今回も来ていて一緒に遊んでもらえて嬉しそうでした。
今度はいつ会えるかな?と楽しみにそれぞれ家路につきました。
いろいろなところで繋がれるっていいですね!
ブログに訪れてくださったあなたとのご縁に感謝します♡
今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。
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