こんばんは。
今日は6月の満月、ストロベリームーンですね。
満月の日はエネルギーが高まると言いますが、我が家でも朝起きてリビングに行くなりオットと些細なことで言い合いになり、満月を実感したhachiです。
でも今朝は、「赤の他人同士なんだから言い合いになるのは自然なこと」とお互いに認めて話を終えれたので建設的だったなぁと◎コレも満月さんのおかげですね、きっと。
そんないざこざがあったもので、朝食の用意が遅くなり、1歳半の腹ペコ息子・クマ吉は起きてくるなり「まんま!まんまーー!」と連呼し始めました。
そんな様子を見ていると、そろそろ離乳食も卒業かなぁと思いつつ。
味付けはまだまだ薄味ですし、2歳頃までは歯が生え揃っていないため咀嚼が弱く消化機能も未熟だと聞きます。
今日は、これからどのような過程を踏んでおとなと同じものを食べるようになるのか調べてみたことをシェアしますね。
目次
離乳食はいつから?はじめる目安は?
一般的な月齢の目安は5カ月頃から、赤ちゃんの状態の目安は、首が座っている、支えてあげると座ることができる、などです。
わたしは、クマ吉が当時体重増加が緩やか過ぎて(今では信じられないほどですが;)なんとか体重を増やしていきたかったので、5カ月0日から始めました。
▼詳しくはコチラをご覧ください
【体験談】離乳食をいつから始めよう?と悩んでいるあなたへ|量、食材など具体的な進め方まとめ
離乳食はどう進める?
離乳食は母乳やミルクだけをとっていた赤ちゃんが、だんだん食べ物から栄養を摂れるように慣れていく過程です。
ゴックン期(生後5,6カ月頃)、モグモグ期(生後7,8カ月頃)、カミカミ期(生後9~11カ月頃)、パクパク期(生後12~18カ月頃)という表現を聞いたことがありませんか^^
離乳食期は4つの時期、“初期、中期、後期、完了期”に分けられているんです。
はじめは、ほぼ水のような10倍粥から始めて、野菜も豆腐もペースト状にしてあげます。
そして徐々にタンパク源として、白身魚、ササミ、、、と動物性を増やしていきますね。
▼詳しくはコチラをご覧ください
【体験談】離乳食をいつから始めよう?と悩んでいるあなたへ|量、食材など具体的な進め方まとめ
またアレルギーチェックのために、初めての食材は1日1種類にして(朝食に1種類ためすことが多いかと思います)、量も小さじ1杯にするのはよく聞く注意点ですよね。
離乳食が進んでも、初めての食材を食べさせるときには、用心するに越したことはないです。
おおざっぱなわたしは、クマ吉に今のところアレルギーがまったく無いこともあり、1歳過ぎてからは野菜類はぜんぜん気にしなくなってしまいましたが^^;
食品アレルギー27品目については、まだ食べさせていなかったり、食べさせる時は小さじ1杯を必ず守っています。
食品アレルギーについては、増加傾向にありますし、子どもが成長して人様の子どもさんに食べ物をあげる機会が増えてきても必要な知識なので、また別の記事で詳しく書く予定です。
ちなみに!食品アレルギー27品目を下に載せておきますね。
卵、乳、小麦、落花生、えび、そば、かに、いくら、キウイフルーツ、くるみ、大豆、バナナ、やまいも、カシューナッツ、もも、ごま、さば、さけ、いか、鶏肉、りんご、まつたけ、あわび、オレンジ、牛肉、ゼラチン、豚肉
▼参考資料
食品表示について|消費者庁食品表示企画課
離乳食完了期はいつからいつまで?幼児食へ移行する目安は?
離乳食完了期の月齢の目安は、1歳~1歳半(12カ月~18カ月)です。
赤ちゃんの状態としては、一般的に次の3つが満たされると幼児食へ移行する目安になっていますよ。
・固形の食べ物を自分で噛みつぶせる
・必要な栄養の大部分が食事で摂れている
・3回食(1食当たりの目安量は、ご飯80g、野菜類50g、豆腐55g、肉や魚20g程度)のリズムができている
離乳食で迷いやすい食材一覧
いろいろな目安があるようなのでひとつの目安として参照ください
玄米 | 消化しずらいので、幼児食完了後の6歳頃~がベター |
キノコ類 | 消化しずらいので、離乳食完了後の1歳半~細かく刻んで |
カレー粉 | 刺激が強いので1歳頃~ はじめは耳かき1杯~ |
にんにく、生姜 | 離乳食後期~ 刺激があるので風味付け程度に |
イカ、タコ | 噛み切りずらいので3歳頃~ |
もち |
のどに詰まらせやすいので3歳頃~ |
離乳食完了期の進め方3つのポイント
1)初めての食材は小さじ1杯~の基本に忠実に
離乳食完了期になると、たいていの食材は食べられるようになってきますよね。
またママとしても離乳食作りに慣れてくるころかもしれません。
そんな慣れが出るときにこそ、基本に忠実になりましょう。
特に前述した食品アレルギー27品目については、万が一アレルギーを持っていた場合命にかかわる呼吸困難などの重い症状がでる可能性があるので、かかりつけ医の診療日の午前中に小さじ1杯~あげて様子を見ると安心ですね^^
2)大人の取り分けをするときも、固さ、切り方、味付けに注意
徐々に、大人の取り分けができるようになり、食事の準備が少し楽になってきますね。
ただし!赤ちゃんの消化機能も味覚もまだまだ発達中の段階。
繊維の多い葉野菜、根菜類や、お肉など、噛み切りにくい食材は、赤ちゃん用に繊維を断ち切るように細かく切るなど工夫しましょう。
煮込み料理のときは大きめに切ってたほうが柔らかくなるので、取り分けた後に食べやすい大きさに切ってあげると良いですね。
味付けは、わたしは基本は少量の塩、醤油程度で素材の味、香り、旨みが感じられるように気をつけていました。
炒め物など、マクロビ的に陰性のものからほんの少しのお塩を加えながら作っていくと、最後に味付けしなくても旨みが十分感じられる感じがしています^^
時々、味の変化のために、ケチャップや豆乳マヨネーズなどを加えたり、肉や魚の味付けには消化しやすくなるように塩こうじを使うこともありますよ。
3)みんなで美味しく食卓を囲むためのしつけの場
まだ赤ちゃんとは言え、大人の行動をよく見ていますし、言葉の意味もびっくりするほど理解していますよね。
この時期の赤ちゃんは、記憶力が超短いそうなので、一度できてもまたできなかったりということがありますが、根気強く何度でも食事のマナーを教えましょう。
小さい頃から身に染みたことは無意識でできるようになりますし、食事中のしつけは赤ちゃんにもわかりやすく、他のシーンでも応用できることが多々あるように思います。
例えば、「いただきます」「ごちそうさまでした」の言葉と手を合わせる仕草を教えて毎回繰り返すことで、遊びと食事といった時間のけじめがつくようになりますね。
親としては、できるようになったら褒めてあげられるので、赤ちゃんとの信頼関係につながります。
また赤ちゃんは親が見守ってくれていることを感じたり褒められることで、達成感や自己肯定感を自分の中に貯金していくことができますね。
離乳食完了期のあるある3選
1)好き嫌いが多い
赤ちゃんはとっても敏感なので、ちょっとした温度や食感などで“べーー”と口から出すこともあるんですって!
色々と試行錯誤して作った母としては、食べてくれないと、さらに投げられたときにはもう“ガーーーン”とショックを受けますが、単純に赤ちゃんの気分次第ということも少なくなさそうです。
実際同じような感じで作っても、次の時には何食わぬ顔で食べることも!
“自己主張が強くなる時期”ということを頭の隅に置いておいて、“今はそういう気分なのね”と流してしまうのも一つの手かなと思っています。
こちらが“この食材キライなんだ!”と決めてしまうと、知らず知らずのうちに赤ちゃんの好き嫌いを作ってしまう危険もありますしね。
2)食べムラがある
クマ吉も食べムラは結構あって、ご飯を半分も食べずに「ごちそうさま」と手を合わせたり、逆に好きなものだと大人の分まで「ちーだい!!!」と椅子から身を乗り出して脱走する勢いなときもあります。
体重が停滞したり減るような場合は食べさせる工夫が必要になってきますが、1日のトータルで食べれていたり、体重が増加傾向にある場合は気にしすぎず見守りましょう。
3)遊び食べする
遊びたい欲求が強くなる時期でもあるそうで、クマ吉はご飯をほとんど食べずに少し遊んでまた食べたがるということもありました。
途中で遊んでまた食べるは、できればさせたくないなぁと思い、、、食事間隔があまり空いていないことも原因かなと思ったので、できるだけ4時間くらいは空けるように気をつけると、今のところ食事を残して立ち上がることが減ったかなという感じです。
幼児食の進め方
月齢でいくと18カ月頃になり、3食(プラス間食)を食べて体重も増えていて食事から栄養を摂れている状態になると、離乳食完了になり、幼児食へと移行します。
お子さんの様子をみながら、大人の取り分けでほとんどまかなえるようになる時期ですね。
クマ吉は、1歳半過ぎで食べムラはありますが、
3食プラス午後3~4時頃の間食、プラス母乳6~8回、排便1日1~2回という感じで、何と1カ月で600gも増え、、、
離乳食完了になりました。
最近迷っていたことが、“タンパク質はどれぐらい食べさせてよいのか?”ということ。
完了期の間は、お肉お魚は20g/食、豆腐は60g/食を計ってあげていたのですが、気に入ったものだと「ちーだい!ちーだい!!エーーーン;泣;」と主張が激しくなってきたのです。
桶谷式母乳相談室の生まれてからずっとお世話になっている先生に聞いてみると。
「クマ吉君は体も大きくなったし(身長85㎝で平均の上限値)、食べたい欲求が強そうだから、様子をみながら消化の良いモノだったら食べさせてみられていいと思いますよ^^」とのことでした。
一安心のわたし。
欲しいと泣かれてダメーーと言い続けるのは、結構辛いものがありますよね。
消化できていないと、うんちが出にくくなったり、おならの臭いが変わったりするので、タンパク質を多めに食べたあとはそのあたりを気にかけて様子を見ようと思います^^
また味付けについては、塩辛いなど味の濃いモノや、刺激の強い香辛料は、まだ消化器官が発達中のため負担をかけてしまう危険がありますし、味覚を育ててあげる時期でもあるので、避けたりアクセント程度に使うようにしましょう。
食材の大きさや固さは、5歳頃までは歯の生え方や消化できているかに合わせて調整してあげると良いようですよ^^
噛めないものだと喉に詰まらせる危険がありますし、丸飲みする癖がつくことがあるので、噛めているか食事中の様子をよく見てあげましょう。
また、咀嚼がうまくいっていないとうんちにそのまま出てきます。
さらにうんちの色や固さで健康度がわかったり、量で食物繊維が足りているかの判断材料になるので、ひとりでトイレができるようになっても時々はお便りをチェックしてあげたいですね。
ちなみに、いいうんちは黄土色のバナナ便ですよ~!
食物繊維が多いと、量も多くなり便器の水にプカプカ浮きます。
動物性タンパク質が多いと黒っぽく、色も臭くなりがちになります。
量が少なかったりうさぎのうんちのようにコロコロだと食物繊維が少ないサインです。
参考までに、歯の生える時期の目安は次の通りです。
年齢 | 歯のようす | 気をつけること |
1歳代 | 上下の前歯8本が生えそろう時期 | 繊維質が多い肉や野菜は細かく切るなど工夫する歯ぐきで潰せるぐらいの固さ(肉団子ぐらい)にする
手づかみ食べが中心 |
2歳代 | 奥歯が徐々に生えて、乳歯が生えそろう時期 |
繊維が強い生の葉物野菜や肉は繊維を断ち切るように切るなど工夫する 徐々にフォークやスプーンも使えるようになってくる |
3歳以降 | ほとんどの子が乳歯が生えそろう時期 |
イカ、タコ、こんにゃくなどの弾力の強いものは細かく切るなど工夫する 徐々にお箸を使えるようになる |
まとめ
大人の取り分けが食べられるようになったり、手づかみ食べでもひとりでできるようになったりすると、離乳食を作るのも食べさせるのもグッと楽になるので、今離乳食大変だなぁと思っているママさんももう少し!ですよ~
”食べることは生きること”
食べ物が体を作っている、ということはもちろん、食べ方と生き方はリンクしているそうですね。
例えば、一言が気に障ったことで“この人苦手!”と自分から距離を置くことが多い人は、食べ物の好き嫌いが多かったり、
人からどう見られているかをが過剰に気になる人は、“神戸牛だから美味しいハズ”とブランドで良し悪しを判断しがち、、、というような関係があると言われるとどうでしょうか?
思い当たる節がありませんか。
食材がどこでどうやって作られて、どんな人たちの想いがこもって食卓に並んでいるかに興味を持つこと、食材そのものの味を味わうこと、料理を楽しく美味しく頂くこと、、、
そうすることで健康な心身が作られる、、、その揺るぎない土台を作ってあげたいですね!
今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。
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