【体験談】離乳食で卵はいつからあげる?|アレルギー対策の新常識

育児

こんにちは!

最近、絵本の背表紙を噛むのにハマっている⁈息子のクマ吉に手を焼いているhachiです^^;

 

静かに遊んでるなと思ってふと様子を見ると、、、さっき買ってきたばかりの絵本の背表紙がすでに欠けていて><!衝撃的でした!!汗

また歯が生えてくるのかなぁ。。。?

食べ物だけを口にするようになるのは一体いつからなのかしら。。。??

 

なんでも口に入れちゃう子もいますが、赤ちゃんの食事って気を遣うことが多くて、さらに食べさせるのも毎食一大イベントで正直タイヘンですよね。

 

今日は離乳食のなかでも、初めて食べさせるときのドキドキレベルが最高と思われる“卵”について、いつから食べられる?アレルギーは?レシピは?といった疑問をスッキリ解決していきましょう!

 

 

1.離乳食にもうれしい!卵は栄養リッチな食材

“卵は完全栄養食”というイメージ、ありませんか?

 

実際どんな栄養が含まれるのかというと、なんと“食物繊維とビタミンC以外のすべての栄養を含む”んですって!

 

具体的には“アミノ酸、ビタミン、ミネラル”がバランスよく含まれています。

特に必須アミノ酸(人が体内で作ることができないために食べ物から摂る必要のあるアミノ酸)はすべて含んでいて、アミノ酸スコア100(アミノ酸のバランスの良さが満点)という良質なたんぱく源なのです。

 

タンパク質は、ご存じのとおり体を作る栄養素!
これは赤ちゃんにもぜひ食べさせたいですね!

 

さらに離乳食ではしっかり加熱して食べさせるので、栄養素に対する熱の影響が気になるところですが。。。

卵の栄養素のなかで熱に弱い成分はもちろんあって、ビタミンA、Kや葉酸などは加熱することで量が減ってしまいます。
でも微減程度でゼロになるという訳ではないので安心してください^^

 

2.離乳食で卵はいつから、どれくらいの量を食べさせていいの?

1)卵黄は離乳食初期から食べられる!

実は2019年に国の方針が12年ぶりに見直され、厚生労働省が授乳・離乳の支援ガイドを改訂しました。

それまでは、卵黄は離乳食中期(生後7ヵ月頃)以降に食べさせる食材だったのですね。

クマ吉も生後7ヵ月で、ドキドキ卵黄デビューでしたよ。

 

しかし最近の研究から、“アレルギーの可能性を心配して食べさせ始める時期を遅らせることが、アレルギーの発症の予防になる科学的根拠はない”と結論されたのです。

そのため今では離乳食を生後5-6ヵ月頃から始め、まずは10倍粥、野菜と進めて慣れてきたら試す食材として、“豆腐、白身魚、卵黄等”となりました。

卵が食べられると、早くからメニューのバリエーションが増えていいですよね♪

 

ただし!赤ちゃんに湿疹があったり、すでに食物アレルギーの診断を受けている場合などは、安全をみてお医者さんに相談しながら進めましょう。

 

2)全卵(卵白)は離乳食中期以降に

実は卵アレルギーの原因となるタンパク質のほとんどが卵白に含まれています。

そのため卵白を含む全卵を食べさせるのは、卵黄にアレルギーがないことがわかったあとなのですね。

 

 

3.離乳食で卵アレルギーが起きるといつどんな症状がでるの?

それまで食物アレルギーがなくても、初めて卵を食べさせるときは“もしかして卵にはアレルギーがあるかも?”と心のどこかで心配な気持ちがありませんか?

 

わたしも“大丈夫でしょ”と思いながらも、どこかで“とはいえ万が一ということもあるよなぁ”と心配していました。

 

 

お守り代わりに、どんなときにすぐ小児科を受診したら良いかの予備知識をつけておきましょう。

 

アレルギー症状としては、皮膚のかゆみ、赤み、発疹や腹痛、嘔吐、下痢、息苦しそうになるなどが主なものです。

ごく稀ですが、これらがいくつも急に起きるアナフィラキシーショックと呼ばれる状態になることがあり、そうなると意識がもうろうとしたり命にかかわることもあります。

 

 

ほとんどの場合症状が出るまでの時間は、食後30分~2時間以内です。

あるいは、遅れて6~8時間後に症状がでる場合もあるそうです。

また念のため、初めて食べて2日間ほどはアレルギー症状が出ていないか気にかけてあげましょう。

 

4.離乳食で卵を食べさせるときの注意点

1)初めて卵を食べさせるときは

万が一アレルギー症状が出たときにすぐに受診できるよう、かかりつけの小児科が開いている曜日を選びましょう。

あげる時間は朝のうちがいいですね。

固ゆで卵にして、白身をむき黄身の中心から耳かき1杯程度をあげてみます。

 

本当にドキドキですよね><!
無事に卵デビューできますように☆

2)離乳食に卵を安全に取り入れるための適量と頻度

離乳食の時期別で食べられる卵の量は次のとおりです。
必ずよく加熱してあげましょう。

しっかり加熱することで、食中毒を防ぎアレルギーの原因菌を減らすことができますよ。

ちなみに半熟卵が食べられるようになるのは6歳を過ぎてからなんですって。

 


初期(生後5-6ヵ月頃): 黄身を耳かき1杯~小さじ1杯程度

中期(生後7-8カ月頃): 黄身1~全卵1/3

後期(生後9-11カ月頃):    全卵1/2

完了期(生後12-18カ月頃): 全卵1/2~2/3


 

また卵に限らず偏った食材ばかり続けて与えることは、栄養が偏ったりアレルギーの原因になることがあります。

卵アレルギーがないことがわかっても、毎日ではなく2~3日に1回程度あげるのがよいそうですよ。

クマ吉も、ふわふわの食感がいいのか卵料理の食べっぷりがよくて、ついついたくさんあげたくなるのですが^^;そこは心を鬼にして!あげるのを我慢しています。

3)市販のベビーフードやおやつの選び方

全卵を食べさせてみてアレルギーがないことがわかるまでは、原材料に卵を含むベビーフードやおやつは与えないように気を付けましょう。

わたしもパッケージの原材料表示を必ずチェックするようになって気づいたのですが、意外といろいろな商品に使われているんですよね><!

 

また原材料表示が卵黄でも、製造過程で卵白が全く混入していないとは限らないのですって。

要注意です!!

 

 

5.離乳食で初めて卵を食べさせるときの調理方法ー固ゆで卵の作り方ー

鍋に卵と卵がかぶるぐらいの水を入れて火にかける

沸騰後弱火で20分程度ゆでる

火からおろして殻をむく(冷水につけるとむきやすいですね!)

白身を外して黄身だけを取り出す

黄身を割って真ん中からくり抜く

黄身だけではパサパサなので、昆布出汁やお湯でのばして食べやすくしてあげる

 

6.離乳食の卵レシピ

ご参考までに!クマ吉がよく食べてくれる卵料理たちです。

タンパク質は上限量がありますが、それ以外はお子さんが食べる量に合わせてみてください^^

クマ吉は初期には食べていませんが、卵黄がゆは卵黄を始めた頃にお気に入りでした。

1)離乳食初期:卵黄がゆ

―材料と作り方―

固ゆで卵の卵黄から小さじ1杯程度くり抜き白湯でのばす

10倍粥50g程度に混ぜる

 

2)離乳食中期:卵うどん

―材料と作り方―

ゆでうどんをさらにゆでて、40gほどを粗みじん切りにする

小鍋に出汁を煮立て全卵1/3を入れてよくかき混ぜる

うどんを加えてさらによく煮る

 

3)離乳食後期:オムレツ

―材料と作り方―

玉ねぎ、人参、ブロッコリーのつぼみ(野菜2-3種類)を5㎜角にしてウォーターソテー(フライパンに材料と大さじ1程度の水を入れて蓋をし弱火で蒸し焼き)する

軟飯80g程度と全卵1/2、上記の野菜を混ぜ合わせる

熱したフライパンに薄っすら油をひき、弱火でオムレツ状にして焼く

 

4)完了期:親子丼

―材料と作り方―

縦1/2に切ったあと薄くスライスした玉ねぎ、鶏ひき肉10gをウォーターソテーする

出汁を加え、塩としょうゆ少々、好みで砂糖少々で味を付ける

全卵1/3を回しかけ蓋をしてよく火を通す

 

7.離乳食で卵はいつからあげる?-まとめ-

卵は、小麦、牛乳と並んで、三大アレルギー源に数えられる食材!
初めて食べさせるときは内心ハラハラしますよね。

 

ですが、昨年から国の方針として離乳食初期から卵黄を食べさせてOKになりました。

 

万が一アレルギー症状が出た場合にすぐ受診できる体制を整えておくことは大事ですが、初めて食べさせるときの注意事項を守って、お母さんも安心した気持ちで赤ちゃんに食経験させてあげられるといいですよね^^

 

 

余談ですが、卵アレルギーは親鳥が衛生管理のために投与されている抗生物質が卵に残っていて、それに反応しているという話を聞いたことがあります。

最近は、飼育環境や餌(遺伝子組み換え作物は使っていない等)について情報開示してある卵も増えてきていますよね。

せっかく食べさせるので、安心安全で美味しい卵を選んであげたい!

という思いで、我が家の卵がとっても美味しくなっているこの頃です^w^

 

 

今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。

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