【体験談】母乳育児は乳腺炎、食事制限、外出や人に預けにくくてつらい|でも乗り越えたらやっぱり幸せ

育児

こんにちは。
最近ヨチヨチ歩きのクマ吉(1歳)との散歩が楽しいhachiです。

今日は、”母乳育児のココがつらい!後編”をお届けします。

▼ご参考までに、前編はコチラです
母乳育児は分泌不足、頻回授乳、夜間授乳がつらい!でも乗り越えたらやっぱり幸せ!!

 

母乳育児は、自分の体を酷使しているからこそのつらさも多いですよね。
授乳という幸せな時間の陰には、お母さんたちのたゆまぬ努力があります。

今日はお母さんが人知れず苦労していることにフォーカスして、私なりにこうやって乗り越えてきましたということを綴ります。

ひとつでも初耳!やってみよう!という発見があったら、こんなにうれしいことはありません。

 

それではさっそく、本日のメニューはこちらです。

1.母乳育児のココがつらい!“乳腺炎”

母乳をあげていると少なくないお母さんが経験するであろう恐怖のひとつ、乳腺炎。
痛みがでるだけでなく発熱したり、乳頭から出血することもあり、一度経験すると少しの変化にも敏感になりますよね><!

私は幸い発熱したことはないのですが、クマ吉の吸てつ力が弱かったことと細い乳管があり、よく詰まるところがありました。
と過去形ではなく、今でも1-2カ月に1回ほど硬くなる時があります;

乳腺炎は、乳腺に炎症が起きている状態です。
乳腺炎かどうかの判断ポイントや、なりやすい条件など下表にまとめてみました。
もし怪しいときは、なるべく早くに産婦人科を受診したり、専門家にみてもらいましょう。
わたしは通っている桶谷式母乳育児相談室の先生に即連絡しています。

判断ポイント 分類 炎症の原因 発症しやすい条件
乳房に
・しこりがある
・痛みがある
・赤みがある
うっ滞性乳腺炎 乳管が詰まって母乳が溜まっている ・赤ちゃんの飲む力が弱い
・授乳回数が急に減った(少ない)
・乳管がまだ開いていない
化膿性乳腺炎 細菌感染 ・赤ちゃんが歯茎や歯で傷をつけた
・うっ滞性乳腺炎が長引いた

 

ただ、分泌不足だと乳腺炎にはならないそうなので、、、
なると本当につらいですけれど、よく分泌されているともとれるのですね◎

赤ちゃんの月齢にかかわらず乳腺炎になりやすいのは
・季節の変わり目
・秋冬など寒い季節
・寝不足
・油ものをたくさん食べたとき

などです。
わたしはこれらに当てはまるときは、特に予防に気を付けています。

 

◎乗り越え方
<予防のために>
・普段からヨモギ茶を飲む
・体を冷やさない工夫をする
・なるべく一定の生活リズムにする
・豪華な食事(油ものが多い食事)の後は、意識してしっかり赤ちゃんに飲んでもらう

<乳房の様子がいつもと違ったら>
・すぐに専門家にみてもらう、これに限ります。

以下は応急処置的なことですが、、、

・里芋パスタ、青菜を貼ると、熱を取ってくれます
雑菌が入るのを防ぐため、くれぐれも乳頭につかないように注意してください。
私は里芋パスタのお世話に何度なったかわかりません!
詳しいやり方は、また別の記事で紹介しますね。

・とにかくたくさん赤ちゃんに飲んでもらう

・授乳の前に暖かい飲み物をたくさん飲む

・葛根湯を飲む
(産婦人科で乳腺炎のとき処方されるのは葛根湯なのだそうです)

2.母乳育児のココがつらい!“乳首が切れる”


飲ませ始めでまだ乳首が硬い頃や、歯が生えてきて赤ちゃんがむずがゆい頃、
乳首を引っ張られて切れてしまうことがあります。

一度切れると授乳のたびに痛みがあり、深く切れてしまうと出血することもあるので予防するのが一番です。

クマ吉は幸い?歯が生えるのがとっても遅くて、“切れずに済むかなw”と思っていたのですが、1歳2カ月の頃になってついに切れて痛い時期がありました。

でも、月齢的にこちらが痛がっているのを理解できたのか、
「痛い痛いだから、歯で引っ張らないでね。」とか、
「今の飲み方だと痛くないよ。」とか、
言い聞かせていると次第にやらなくなって1週間ほどで全く痛みもなくなり助かりました^^;

◎乗り越え方

<予防のために>
・乳首が硬い頃は、授乳前に自分で乳頭マッサージをしたり少し絞ってから飲ませる

・とにかく深く咥えさせる!

これに尽きます

一度深く咥えるようになっても、慣れてきたり、母乳の分泌が上がって飲みやすくなると、先の方だけを咥えてちゅーちゅー吸うようになっちゃうんですよね。
大きい口を開けて吸うのって、きっとあごの力も使うし大変なんでしょうね。

なので、定期的に乳輪が見えない基本の飲み方ができているかチェックして、浅くなってるときは深く咥えさせなおすようにしましょう。
ちなみに、吸っている口を離したいときは、口角から指をぐっと差し込むと(どの指でもいいです、一本で十分かな)外れますよ。

<切れてしまったら>
・馬油などで保湿、保護する
・飲ませ方を変えてみる
(例えば、横抱きが多かったなら、縦抱きやフットボール抱きにすると痛いところに当たらず授乳できるかもしれません!)

3.母乳育児のココがつらい!“好きなものが食べられない”

 

お酒好きの方、コーヒー好きの方、、、赤ちゃんの発達を妨げる可能性があって、控えなければいけなかったり、普段より量を減らさないといけないものがあります。
例えばお肉(特に牛肉、豚肉)をたくさん食べる人は、乳腺炎の予防のためにお餅は食べない方がよいのですって。
また、母乳の分泌をあげるためには、主食はご飯が一番だそうです。

妊娠中から避けていた方も多いかもしれませんが、総菜の揚げ物や市販のお菓子、菓子パンなどの酸化した油や白砂糖を大量に含むものは避けたほうがよいものです。

体が必要性に適応してくれればいいですが、赤ちゃんが生まれる前と後では、自分の時間はほぼなくなりますし、正直大なり小なりそれまで感じたことのない種類のストレス状態になると思います。

そんなとき、ストレス発散のひとつに“好きなもの食べたい!!”はきますよね。

◎乗り越え方
・今はカフェインレスの製品も多く出回っていますので、味覚に合うものがあれば活用したいですね

・カフェインはまったくNGではなく、1日200~300㎎程度(コーヒーカップ2杯分程度)以下が推奨されています
 体をめぐる時間もあるので、摂るタイミングを授乳後すぐにするとより安心ですね

・パンなどの小麦製品が食べたくなったら、私は間食で摂っていました

・酸化した油や白砂糖は美容の大敵でもあるので、この機会に遠ざけてアンチエイジングもできて一石二鳥を狙うのもありかもしれません
 甘いモノが食べたいときには、ドライフルーツやドライナッツをよく噛んで飲み物と一緒に食べると、満腹感もありビタミン、食物繊維、ミネラル、良質な脂質などもとれていい感じです^^

 

4.母乳育児のココがつらい!“外出しずらい”

特に月齢が小さいうちはすぐに母乳を欲しがって泣くことが多く、授乳室を探すのが大変で、長時間の外出はすごくパワーがいりますよね。

近所のスーパーに買い物に行くのがやっとで、でも家から少し外に出るだけでも気分転換になったりしますよね!。
でも友達に誘われたり、外出の機会も大事にしたい、、、そんなときは!

◎乗り越え方
・予め行きたい場所の授乳室やインフォメーションの場所を調べておく

・目的地についたら、初めに授乳室の場所をチェックする

・授乳したらすぐ出かけられるように着替えもおむつ替えも完了して授乳する

・数か月間のことだと割り切ることも大事!

 

5.母乳育児のココがつらい!“人に預けずらい”

母乳で育てていると、誰かに預ける場合、搾乳したものを渡すかその時だけミルクをあげてもらわないといけません。

どちらにしても、赤ちゃんにとって普段と違う授乳方法になります。

そのため、うまく飲めなかったり、その結果寝れなかったりして、預かった人に大変な思いをさせるのではないかという心配もでてきます。

◎乗り越え方
・預ける予定のある人は、2.5~3ヵ月の頃までに哺乳瓶や粉ミルクの味に赤ちゃんを慣れさせておく
(3ヵ月を超えると、味覚が発達し、哺乳瓶や粉ミルクを受け付けなくなることがあるそうです)

・なるべく母乳をあげたい場合一度で必要量がとれるとも限らないので、搾乳を保存しておく専用のパックを使って、何度かに分けて清潔に搾乳を保管しておく

・哺乳瓶から飲むのに抵抗がある赤ちゃんには、スプーンで与える
(乳首を混同しないように、混合栄養の場合も粉ミルクを哺乳瓶ではなくスプーンで与えるほうがよいという考え方もあります)

まとめ

赤ちゃんの命がかかった母乳育児。
つらいこともたくさんあるかもしれません。

でもそれを乗り越えた先には、赤ちゃんとの絆が深まりコミュニケーションが楽しい未来が待っています。

それに大人になるとがむしゃらに頑張ることが少なくなるような気がしますが、わたしは一所懸命に母乳育児と向き合っていったことで、母として人として、“私生まれ変わったかも?!”と思えるぐらいの変化を感じています。

これからもともに前向きに頑張っていけたらうれしいです。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございます!

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