こんばんは、お元気ですか?
今日も元気に母乳育児中のhachiです。
今日は月に1度の桶谷式母乳育児相談室の受診日でした。
1歳4カ月になったクマ吉は、初めて靴を履いて行って誇らしげにしていて、、、可愛かったですw←親バカあるあるデスネw
今日の先生との話題は、やっぱり新型コロナウイルスの話に。。。
そしてポロっと言われた一言が!
「おっぱい飲んでる子の免疫は、最大で大人の4倍にもなるのよ~~^^」
っっっっ4倍!!!!?
だいぶ強力ですよね?!
風邪だって新型コロナだってインフルだって、、、軽々跳ね除けてくれそう^w^
コレは母乳育児を頑張っているお母さん方とぜひともシェアしたい!!という勢いで、今日は母乳と免疫のことを綴っていきます。
目次
1. 免疫力とは?
まずは改めて!そもそも免疫力ってなんでしょうか?
読んで字のごとく、疫(病気)を免れる(罹らずに済む)力のことですね。
赤ちゃんはお腹のなかでは超クリーンな無菌状態で守られていたのに、生まれてきた途端にたくさんの菌やウイルスの脅威にさらされる訳です><!
このままでは無防備な赤ちゃんは菌やウイルスの格好の餌食になってしまいますよね。
そこで赤ちゃんが病気に罹らないように、また罹っても軽くて済むように守ってくれるのが母乳に含まれる免疫物質なのです。
特に、生後スグ~1週間の母乳は初乳といって免疫物質がその後に分泌される成乳と比べて100倍にもなるそうで、、、最強の薬といえるかもしれませんね⁈
わたしが出産した病院は基本混合を推奨しているようでしたが、初乳はしっかり飲ませる方針でカンガルーケアしてくれたので、クマ吉には微量でも飲ませることができてよかったです^^
そして分娩室の照明の関係なのか、流れていたクラシックのBGMの影響なのか、、、初めての授乳は明るい光に包まれているような温かい思い出になっています。
今でもその感覚は残っていて、授乳していると自然と自分と赤ちゃんが光に包まれていると感じることがよくあるのです。
こういう印象的な授乳の経験って、きっとそれぞれお持ちなんじゃないかなと思います。
いつもその時の感覚を鮮明になぞるように授乳していたら、お互いにフル充電&免疫力アップしちゃいそう^^
2. 母乳が免疫力を発揮する仕組み
それでは、母乳はどのようにして赤ちゃんの体を守っているのでしょうか?
赤ちゃんが飲んだ母乳は、そう!赤ちゃんの体の中で消化され、吸収されますよね。
実は、赤ちゃんの体の中に侵入した菌やウイルスも同じ経路を辿るのです。
そして体内に侵入できると悪さをします。
母乳の免疫物質は、菌やウイルスが栄養と同じように内臓の壁にくっついたり吸収されないように働いてくれているのですね◎
3. 母乳に含まれる免疫力に関わる物質
具体的に、母乳にはどのような免疫物質が含まれているのかざっくり紹介しますね。
1) 抗体
免疫グロブリンという体に入ってきた菌やウイルスを外に出そうとする物質で、5種類あるのですがそのすべてが母乳には含まれています。
2) 白血球
血液中に入ってきた菌やウイルスと戦う細胞です。
3) 幹細胞
臓器を成熟させたり、傷ついた臓器を修復する細胞です。
4) リンパ球
免疫機能の成熟を促します。
5) マクロファージ
殺菌作用があります。
6) オリゴ糖
腸内環境を整えて、感染症や脳炎の予防に役立ちます。
7) 酵素
免疫系が働くのを助けます。
4. 母乳は究極のテーラーメイドの免疫の薬
例えばお母さんが体調を崩すと、その原因のウイルスに対する抗体が母乳に含まれるようになり、赤ちゃんを守ることが知られています。
さらに、赤ちゃんがおもちゃなどいろいろなものを口に入れるようになると、母乳に含まれる菌から守る働きをする酵素の量が増えたという研究報告もありましたよ。
クマ吉は、おもちゃでも本でも、最近は石ころなんかも、、、こちらの目を盗んで何でも口にいれるので^^;これを知ったときは心からヨカッタ~~~と思いました!
母乳はその時々で、成分、濃度、温度など微妙に違ってくるそうで、ドンピシャその瞬間に必要なものが詰まった究極のテーラーメイドなのですね!
5. 母乳は免疫学的にもメリットだらけ
例えば、生後6ヵ月までに完母(かんぼ、完全母乳)で育てられた赤ちゃんは
一般的に赤ちゃんがかかりやすい感染症(風邪、胃腸炎、インフルエンザ、下痢など)にかかる確率が低く、
さらに長期的に完母で育てられた赤ちゃんが1歳までに感染症にかかりにくいことが論文発表されています。
ちなみに体験談では、7カ月まで混合その後完母のクマ吉は、1歳4カ月までで罹ったのは尿路感染症と突発性発疹の2回で、そのほかは鼻水も垂れないほど元気いっぱいですよ♪
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世界が注目!母乳育児のメリット!!母乳は大人になるまでの健やかな成長と能力開花を強力にサポートしてくれる
6. 母乳を飲んでいる赤ちゃんの免疫力は大人を超えている⁈-まとめ-
離乳食が始まるころから徐々に赤ちゃん自身の免疫力が付き始めますが、成熟するにはなんと2~6年ほどかかるのだそうです。
その間、母乳でサポートしてあげられるなら、長期間授乳し続けるのは大変な面もありますが、できる限りやってあげたいなぁと思いますね!
ひとまず、まだ実態がつかめていない新型コロナが流行っているこのときに、授乳し続けていて本当によかったなと思います。
わたしも7ヵ月まで混合でしたし、少しでも母乳をあげるのと、全くあげないのとでは簡単には測れない違いがあると思うのです。
小さいお子さんがいるととっても不安になることもあるかもしれません。
でも母強しで、やれることをコンスタントに丁寧にやってどーーんと構えていればいつかは事態は収束するハズ!
ともにがんばりましょう!!!
今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。
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