魅惑のスーパーフード味噌|ワークショップで子連れでも手作りできましたレポ

お出かけレポ

こんにちは^^
最近1歳のクマ吉は台所が大好きで、引き出しから調理器具をどんどん出すのに手を焼いているhachiです。

ということで、今日は台所でみつけたテーマでいきます。
唐突ですが、お味噌、好きですか?

味噌ってとても奥深い味わいで同じものはふたつとなくて、私は大好きなんです。

でもその原料はたった3つ、“大豆、麹、塩”ですよね。

この麹には原料の違いから、米麹、大豆麹、麦麹と種類があって、大豆にどの麹を混ぜるかでそれぞれ米味噌、豆味噌、麦味噌と分類されています。

 

勢い余って味噌談義させていただくと^w^
味噌の歴史は古く、なんと平安時代には日本に存在していたそうです。

味噌は畑の肉とも呼ばれる大豆が主原料なので、丈夫な体を作るたんぱく質が豊富!
しかも、大豆のままでは消化されにくいたんぱく質が、発酵することで消化吸収されやすくなっています。

そもそも原料の大豆の栄養素は、炭水化物、脂質、ビタミン、カリウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、葉酸、食物繊維など多岐にわたっていて、、、そう!味噌はまさにスーパーフードなんですね!

戦国時代には武田信玄など名だたる戦国武将が重用していたり、江戸時代には「医者にお金を払うなら、味噌屋に払え」と言われていたほど、味噌のパワーは日本人の身近にありました。

作秋からインフルエンザが大流行したり、今年は新型コロナウイルスが流行ったりと個人が免疫をあげていくことの大切さが改めてクローズアップされていますが、味噌の存在がもっと評価されてしかるべきと思います!

もう少しだけ、私の味噌愛を語らせていただくと、、、

味噌を使った料理のなかでも、私は毎日どんぶり椀いっぱい飲むぐらい味噌汁が好きなのです。

味噌汁には、いつも3種類ほどの味噌を混ぜて使っています。
目分量ですがw具材に合わせて配合を変えると、ほんっとうに満足度の高い味噌汁ができますよ。

それでですね、2年前に自分で仕込んでみたことがあったんです。
そのときは雑誌の特集ページを参考に、見様見真似で作りました。

黒大豆で作ったこともありますが、2年熟成されて真っ黒で旨みたっぷりです^^

「手前味噌ですが、、、」という慣用表現がありますよね。

ほんとにね、自分で作ったお味噌って初めてなのになんとも懐かしい味というか、、、とにかく美味しかったのです。

このホッとする感じはなぜだろうと私なりに考察してみると、、、

私たちの肌には、常在菌といって人それぞれに菌が住んでいて保護してくれているのですが、手にももちろん常在菌がいて、彼らが大豆の発酵にも一役買ってくれているんです。

それに、発酵を助けてくれる菌は空気中にも漂っているので、、、そう!そのおうちの味になるんですね。

うちでは、趣味で天然酵母パンを焼いたり、ぬか漬けを漬けたりもするので、お味噌づくりのお助けマンならぬお助け菌も多かったのかななんて思っています。

 

と、こんな風に感動体験をしたので、いずれ手前味噌づくりを広められたらいいなぁと思いまして。
まずは正統な作り方を学んでおきたくて、今回ワークショップに参加することにしたのです。

私が参加したのは、NPO法人メダカのがっこうさんで開催されたワークショップです。
先生は、いかす!ハンド天国の石川恵理先生。

このワークショップでは、大変な仕込みの部分“大豆をよく洗って、柔らかく茹でる”を先生があらかじめやってくださっていて、私たち参加者は楽しい“大豆を潰す”の工程からの作業でした。
ありがたや!ありがたや!!

しかもいろんな人の菌が混ざるほうがおいしい味噌になるということで、このワークショップではグループでひとつの樽に味噌を仕込み、先生が1年間保管し熟成させたものを1年後にいただけるのです!

これはひとりではできない貴重なお味噌ができる!!!と鼻息荒くw参加してきました。

と、前置きが長くなりましたが、ここからワークショップのレポートに入りますね!

味噌づくりワークショップレポート

茹であがった綺麗な国産・自然栽培の大豆

簡単な作業なので子連れOKということで、クマ吉も一緒に参加してきましたよ^^

まずは茹で上がった大豆を手で潰していきます。
柔らかくて粘土みたいで、癒し効果があるのではと思う感触でした。
マッシャーや、バーミックスなど道具を使って潰しても構わないそうです。

テーブルに座って作業できたのでクマ吉を膝に乗せて作業していると、クマ吉も両手を桶の中に入れてニギニギしていたので、“豆を潰す”は何となくやれてるかな、、、と思ったらパク><!パクパク!!!

お口に運ぶ手が止まりませんでした;汗

ご一緒した皆さん、「美味しいものがよくわかってるね~~」と温かく見守ってくださって本当にありがたかったです。

 

大豆を好みの加減に潰したら、塩と麹を混ぜたものを加えて優しく混ぜ合わせます。
今回はほとんど大豆の粒がないぐらい滑らかに潰しました。

そして、片手に乗るぐらいのサイズのお団子に丸めていきます(味噌ダネ)。

カビが出るのを防ぐためにできるだけ隙間を開けず敷き詰められるよう、みんなでサイズを揃えて味噌ダネを作りました。

そして、一段一段手で平らになじませていきます。

 

最後はみんなで美味しくなるように心を込めて押えます。

“小さい子供にはより美味しくなる菌がいる”のだそうですよ^^

 

自宅でお味噌を仕込むときは、いろいろな菌が混ざって美味しくなるように、味噌ダネをお隣さんとひとつ交換するといいんですって!

なんだか素敵*^^*

 

一年後が早くも待ち遠しいhachiでした。

一年後、完成品のレポも載せますね。

 

今日も最後まで読んでくださりありがとうございます!


【主催者情報】
NPO法人 メダカのがっこう
住所 〒180-0003 東京都武蔵野市吉祥寺南町5丁目11-2
電話  0422-70-6647
FAX  0422-70-6648
Web npomedaka.net


 

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